
明確な用語を使うと、購入者、デザイナー、工場の間で曖昧さが減ります。「側面を広くする」という表現だけでは、マチ、前面パネル、開口部のどれを変更するのか分かりません。部位の名称を指定すれば、修正内容を記録しやすくなります。
本体の主要パネル
前面パネルと背面パネルがバッグの主要な面を構成します。サイドマチが奥行きを加え、底マチが底面を形成します。三辺を囲む一続きのマチを使うバッグもあれば、側面と底面を別々のパーツにするバッグもあります。バッグにより形状保持性が必要な場合、外装と裏地の間に底部補強材を入れることがあります。
開口部と留め具
ファスナー開口部には、直線型、曲線型、U字型があります。ファスナーは、務歯またはコイル、スライダー、引手、上下止めで構成されます。ほかの留め具には、面ファスナー、スナップ、バックル、ドローコード、マグネット部品があります。仕様書には、開口部の長さ、方向、保護フラップの要否を明記してください。
持ち運び用部品
一般的な用語には、ウェビングハンドル、ショルダーストラップ、アジャスター、ショルダーパッド、Dカン、ナスカン、補強当て布があります。ストラップの取付部は荷重経路となるため、ストラップ素材と同様に、その位置と縫製パターンが重要です。
ポケットと収納構成
挟み込みポケットはパネルの縫い目に挟んで取り付けます。パッチポケットはパネルの上に縫い付けます。ファスナーポケット、メッシュポケット、ボトルポケット、仕切り、オーガナイザーパネルは、それぞれ寸法と収納対象を指定する必要があります。ポケットを平らに保つのか、拡張させるのか、収納物を保護するのかも明記してください。
縁部と内装の用語
裏地は内側の層です。芯地、フォーム材、ボード材を裏地と表地の間に入れる場合があります。**玉縁(パイピング)**は外周の輪郭を整え、**パイピングテープ(縁取りテープ)**は縫い代端を覆い、縫い代は縫線と裁ち端の間にある素材部分を指します。
この用語を注釈入り図面や参照写真と併用してください。見積依頼には、想定用途、寸法、素材、予定数量、ロゴ加工方法、梱包も記載します。
よくある質問への回答
バッグのマチとは何ですか?
マチとは、バッグに奥行きを与える側面または底面のパネルです。その形状と寸法は、容量、開口部の動き、バッグの自立性に影響します。
バッグ構造におけるパイピングテープとは何ですか?
パイピングテープ(縁取りテープ)は、裁ち端を覆って仕上げるための帯状素材です。外観を整え、縫い目を保護し、完成形状を安定させるのに役立ちます。

